基本
Jmailは、ウェブ上で使う無料メールサービスでした。
いまでは、ブラウザでメールを読むことは当たり前です。 しかし、Jmailが生まれた時代には、ウェブメールそのものがまだ新しい体験でした。 メールは専用ソフトで読むもの、プロバイダから与えられるもの、会社や学校の環境に縛られるもの、 という感覚がまだ強く残っていました。
Jmailは、ブラウザからログインし、メールを読み、書き、送ることができるサービスを目指しました。 それは、利用者にとっては便利な自由でした。 しかし、運営側から見ると、多くの技術的な責任を引き受けることでもありました。
メールを保存する。 利用者を認証する。 送信と受信を処理する。 日本語を壊さない。 複数ドメインを扱う。 サーバーを止めない。 そして、それを無料で提供する。
Jmailの技術は、夢を支えるための裏方でした。
しかし、裏方が倒れれば、夢も倒れます。